読書

北沢憲昭「眼の神殿」メモ

北澤憲昭「眼の神殿―「美術」受容史ノート」メモ、感想。この本は1989年に刊行され、以後の日本における近代美術研究を決定的に転換する。その後しばらく絶版が続いていたが、2009年にブリュッケから再刊された。私が読んだのは2009年版のほう。まず本書の主…

ハル・フォスター編「視覚論」メモⅠ

ハル・フォスター編「視覚論」(榑沼範久訳、平凡社)のメモ。 読んだのは平凡社ライブラリーのほうではなく、ハードカバー版。おそらくこっちは共同討議の部分が少しカットされている?原題はVision and Visualityで、視覚をvision、視覚性をvisuarityと訳…